今日のポイントレースを見たか!

 R大1年生のマサトは、高校時代に長距離選手として全国でも名をはせたすごいやっだった。
 ところが7月の学生トラックの普及大会ポイントレースで、素人あいてにつまらないレースをしたために「このていどのやつ」と思ってしまっていた。
 ところが、今日の近畿ピストのポイントレースのマサトの走りを見たか!
 何度も何度も単独で逃げ続ける。集団に追いつかれても、また逃げる。
 最後は二人の逃げから相手を振りきって単独でゴールに飛び込んだ。結果は3位だが、果敢な走りは誰よりも素晴らしかった。
 彼を見る目が変わった。いままでのマサトはバッタ者でこれからのマサトが本物、この勢いをこれからも持続させてやりたいものだ。

 

2年前の資料

 2年前マネージャーの沼田君や佐藤君がまとめてくれた遠征計画書や予算書、帰京後にメカニック坂本くんがまとめた報告書を引っ張り出す。
 8月から学生たちみんなで準備した2003年の大会、あのときは選手の学生も、サポートの学生も、そして寄付金集めにOBたちもチームが一つになって挑んだ。
 その結果が、参加大学チームトップの成績だった。
 せっかくのチャンスは生かせるよう考えるべきだし、参加することになればできる限りの支援はしよう。 

ツール・ド・北海道補欠出場の打診

 秋田のチームロードの成績も最悪で、われわれ立命自転車競技部員の頭の中からはすっかり消え去っていたツール・ド・北海道に、補欠出場の打診が舞い込んできた。
 9月13日の監督会議からの参加に、残された時間は1週間を切っている。
 早速キャプテンに連絡、明日夕方緊急ミーティングを招集する。
 あこがれの北海道だが、レースに出るだけの準備、体制が整うのか。自分自身仕事でとても監督として北海道に行くことができない。残念!
 選手達は走りたいのはもちろんだが、生半可な準備とモチベーションでは走れないこともよく分かっている。
 

「夏中八策」思案中

 尊敬する坂本龍馬の「船中八策」ならぬ、「夏中八策」を思案中!
 何を?って、もちろん’05〜’06シーズンの関西シクロクロスを如何に楽しくするか
についての「八策」です。
 この暑い夏のさなかにこそ、練りに練るのだ!
 本日五策まで完成

 

結局は人

 厳しいガードをくぐり抜け、開催にこぎつけられた会場とは、結局公園側の担当者さんや責任者さんのパーソナリティー、つまり人柄によるところが非常に大きいように感じる。
 「公園は使ってもらうための施設、利用により傷んだものを治すのが我々の仕事」とまで言って頂いた人もいる。
 「自転車で通られると後の整備にお金がかかる。あなた方に貸してもメリットはない」と断った某運動公園の担当者に聞かせてあげたいものだ。 
 公的な施設なんだから属人的なお仕事では困るとも思うのだが・・・・
 施設の維持管理はタダではできないのは解るし、大会の開催に際しては応分の負担はしていかなければならないのはもちろんである。

 とにかく8戦の会場が確保できた、’05〜’06シーズンも素晴らしいレースを皆様にお届けしようじゃないか!


 

新コース開拓

 毎年1箇所は新しいコースを開拓することを目標に、春から少しずつではあるが、コース探しをするものの、例年ぎりぎりになるまで決まらない。
 既製のシクロクロス用サーキットなどあるはずもなく、会場探しイコール受け入れ側との交渉になる。
 つまり通常とは異なる利用となる、シクロクロスなどと見たことも聞いたこともない競技会に対して使用許可を与えるのだから、相手側のガードも相当堅いものがある。
 それでもここ数年、公共施設の管理者も幾分は利用者に親切な対応となってきた。
 

8つ目の会場

 7月もあと1日となった今日、ようやく関西シクロクロスの8っ目の会場が決まった。
 滋賀県琵琶湖大橋の東詰めを少し北上したところにある、「マイアミハマオートキャンプ場」という民間施設だ。
 冬場のキャンプ場なら利用者も少なく相手にとってもいい話、と思っていたが、やはり世間はそう甘くない。
 デイキャンプの利用料は大人1人500円で、単純計算すると参加者200名で10万円の使用料を支払わねばならない。格安参加料金の関西シクロクロスとしては、この10万円を1会場につぎ込むのは不可能である。
 キャンプ場の側へ関西クロスの趣旨(老若男女、誰もが気軽にサイクルスポーツを楽しめることを第一の目的とする)を説明し、「この大会の使用料は収支トントンであればいい」
と破格の特別割引をいただくことになった。