パラグアイからのメール

 青年海外協力隊員としてパラグアイの高校生に自転車レースを教えている、R大学の後輩 藤田斉から突然のメールが来たのは昨年の年末。もちろんパラグアイから。
 現地では自転車の数か足らず、高校生達は交代で自転車に乗るので毎日はロードレーサー に乗れない。中古パーツでも何でもいいので送って下さい。
 といったもの。
 かつて全日本学生選手権で優勝経験もあり、アトランタ五輪の代表となった住田とともに R大自転車部の黄金時代を築いた藤田だが、当時はちょっと変わり者だったが、メールの 文書はずいぶんまともな内容だった。